大学という斜陽産業 -2ページ目

やっぱり来たね、”いずれはマイナ学生証?”

4月の頭にこんなエントリーを書いた。

6月7日の日経新聞によると、授業の出欠確認や入退館管理に使えと。その実績を2026年度から運営交付金の配分に反映させると。これは使わないと減らすと行っているのと同じように読める。自分のエントリーでは、学生証として使えば増やすという飴で、と書いたが、これは鞭の感が強すぎる。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA063ZG0W3A600C2000000/

 

 

どういう特権意識がそうさせるのか?

 今年度も、某役職を仰せつかっているので、今まで気にならなかったことが気になる日々である。

 先日の教授会でも、十年一日の如く、同じような主張を繰り返す同僚。大学を取り巻く環境がこんなに変わっているのに、どうして自分たちはその変化に対応しなくてい良いと考えるのかがわからない。定年まで逃げ切れると思っているのかもしれない。
 もちろん、文科省が主導する政策が正しいと言うつもりは毛頭ない。大学がレジャーランドと言われた時代に大学に在籍していた、財界人とか知識人が、その当時の経験を持って大学を批判するのも腹立たしいが、変われない大学もどうなんだろう。十八歳人口というよりも、日本全体の人口が減っている中での大学が生き残っていくためには、今までと同じことをしているだけで良い訳がないのに。

 と、たまには真面目なことも書いてみる。書いていながら、変われないのは自分自身だったりするかもしれない。
 

ChatGPTをいじってみた

巷で話題が途切れることがないと思うほど、目にするChatGPTに代表される生成型AI。

東大を始め色々な大学が声明(?)を出していますね。

未だ無料バージョンしかいじったことがないのですが、いまいち、精度が低いと感じていました。が、無料版ではなく、有料版のGPT-4を英語で使わなければ意味がないというか、本当の実態がわからないというネット記事等を見るようになりました。
それが本当なんでしょう。

でも、あくまでも推測ではあるものの、日本の大学生で、課金をして(GPT Plusだと月20ドル)、英語で使いこなして、それを日本語にしてレポート等に活かす層はどれぐらいなんだろうと思うと、自分の勤務先では現状の無料版を鵜呑みにしてはいけないよ、と言うことは大事ではないかと思ったところ。

さて、個人的には課金してみるか。研究の下調べにも使えそうなので、科研費で使えるといいなあ。これは、所属機関の判断によるのかな。

 

2023年のGWまっただ中?

 大学によって対応が異なるのが、GW中の平日の扱いや、祝日・休日の授業。

 今年(2023年)のようなケースだと、5月1日と2日を休みにしていますパターン。このような大学は今年はどれくらいあるのでしょうか。
 また、3日から5日までのどこかを授業日にしています場合もありますね。

 

 いずれも、半期15回確保の影響で、曜日ごとの回数を考慮に入れて、各大学で学年暦が考えられている訳ですね。中には、1コマを100分や105分として、14回や13回としている大学だと、まさに9連休となっているパターンもありそうです。

 個人的には、負け惜しみではないですが、混んでいて、かつ料金も高い時期に出かける気にはなりませんが、家族サービスはしなければならないので、寝正月ならぬ寝GWは無理ですね。

いずれはマイナ学生証?

新年度の恒例の風景を見ていて思ったこと。マイナ保険証の次あたりにマイナ学生証が導入される日が来るかもしれないと。
もうすでに誰かが言っているかもしれません。

 

今の学生証にはICチップが埋め込まれていていることから、交通系のICカードと一体化しようとか、学内の食堂・売店のキャシュレス決済にも利用しようとか、色々言われていましたっけ。学生証の発行コストもかかるから、いっそ廃止して、マイナンバーカードに統合しちゃえ、という議論はあってもおかしくない(はず)。

 

まずは国立大学(法人)から?導入したら運営交付金を増やすという飴つきで。

もちろん、このカード自体、あるいは保険証等を一体化することに対する反対論もあるでしょうから、そう簡単に導入されるとは思いませんが。

 

新年度(2023年度)になりました

昨日のくだらない冗談の投稿、新年最初の投稿以来、久々の更新でした。

業界は昨日から新年度に入り。とはいえ、3月中も新年度の準備に忙しいので、区切りがあるようでない。強いて言えば、卒業式は一つの区切りでしょう。

同業者のSNSの投稿を見ると、土曜だけれども昨日の4月1日に今日入学式をしている大学もあるようですね。毎年1日と決めているのでしょう。2日としている大学は、日曜だけれども、今日挙行しているのかな。

 

ベア、きた~!

今の大学に勤めて、はじめてベアが!

定昇しか見たことがなかったので、吃驚しました!







あ、今更ながらのエイプリル・フールです。

ニュース等で、昨年から色々なモノやサービスの値上げが報じられていますが、大学の学費値上げも行われているのでしょうか。勤務先では今のところそんな話題は出ていませんが、上層部の考えはわかりません。

でも、光熱費も上がっており、大学の財政も厳しそうなので、学費値上げでもしない限りベアはないでしょうね。ただでさえ高いといわれている学費ですので、値上げして賃上げ、となると世間から批判がでそうです。
 

令和5年新春のご挨拶

あけましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます


今年の新年のご挨拶でも、例年と同様、「更新頻度は相変わらず低いですが、ひっそりと続けていきます」と宣言しておきます。

 

令和5年が皆様にとって良い年になりますように。

2022年を振り返ってみた。

2020年は忘れたけれども、昨年に引き続き、今年は忘れずに例年最後のエントリーとして、研究等を振り返ってみます。


今年は、かろうじて、学会報告を1回。対面で開催された学会もありましたが、報告した学会はオンライン開催でした。その他、司会も少々、プログラム委員なども務めたりしていますが、学会の末席を汚しまくっていることには変わりありません。

 

論文はゼロ。これは駄目ですね。

 

相変わらずの言い訳としては、管理職の業務が思いの外、忙しいこと。新型コロナウイルスの状況が落ち着いてきて、授業の大半は対面方式にほぼ移行しました。新型コロナに関係なく、大学ではなんだかんだいって新たな問題が生じています。

 

昨年新たに申請した科研費は無事採択されました。内定の時期が前倒しになったので、新年度に入る前に結果がわかる新方式は、結構良いかもしれないですね。これをテコに進めてはいるのですが、なかなか結果がともなわない。来年は形にしたいものです。

 

それでは、皆さん、良いお年を!

入試に関するエトセトラ

11月は推薦入試のシーズンです。

先日、なんとなくYahooの知恵袋で勤務先に関する質問があったので見てみた。

誰が回答しているのかは全くわからないが、一つ言えることは、全然事実と異なる回答だったこと。それに対して、質問者が「ありがとうございました」と返信が書いてあって、何ともいえない気持ちになった。

当然、守秘義務があるから「○○さんの回答は間違っていますよ。本当は・・・ですよ。」とは書けない。

もし、受験生がこのエントリーを見ているならば、言いたい。

匿名掲示板の回答を鵜呑みにしてはいけません。

匿名掲示板の回答を鵜呑みにしてはいけません。

匿名掲示板の回答を鵜呑みにしてはいけません。

匿名掲示板の回答を鵜呑みにしてはいけません。

匿名掲示板の回答を鵜呑みにしてはいけません。


大事なことなので、5回書きました。