大学という斜陽産業 -6ページ目

平成最後の卒業式

先日、今年度の卒業式が行われました。

今の流行りの言い方をすれば、平成最後の卒業式です。

そして、数日もすれば、平成という元号では最後の新入生が入学してきます。

 

出会いがあれば別れがあるといいますが、我々的には別れがあれば出会いがある、というかんじでしょうか。

気がつけば2月も終わる。そして入試も一段落

気がつけば今日で2月も終わり。今年度もあと1ヶ月。いわゆる年末ですね。


勤務先では、いろいろな入試が行われていますが、ほぼすべての入試が終わりました。

前任校では3月中旬ぐらいまで入試をしていましたっけ。

しかし、秋の推薦入試から、センター試験を経て、一般入試と長い道のりでした。作問に関わっている人だったら、おそらく半年以上の時間を費やしているわけです。相当の資源を投入しているのが入試なんですよね。


あとは例年通り、予想通りの手続きが行われることを祈るだけです。

気がつけば平成最後のセンター試験も終わってた

今年も監督に駆り出されました。担当した会場は無事にトラブル無く終わりました。ほっとしますね。

入試制度も変わるので、最後のセンター試験かなあ、と思っておりましたが、来年もありましたね。
ただ、今流行りの「平成最後」のセンター試験ではありました。

この時期、試験ばっかりの業界です。センター試験、定期試験、本務校の入試が続きます。

受ける方も受けてもらう我々も対象を崩さず乗り切りたいですね。

 

2019年 あけましておめでとうございます

謹んで新年のご挨拶を申し上げます


この新年のご挨拶では、例年、「更新頻度は低いですが、ひっそりと続けていきますと」書き続けています。よって、このエントリーに書き込み何か新しい話題もありません。が、やめるつもりもないので、更新頻度が低いまま継続します宣言です。

 

平成から新しい元号に変わる節目の年。皆様にとって良い年になりますように。

平成最後の年末に振り返る仕事らしきもののまとめ

例年、大晦日のエントリーは、「研究」らしきもののまとめをしていたけど、今年もたいしたことができていなくて、本当に年々生産性が落ちていて、恥ずかしい限りというか、早く辞めて若手にその席を譲れ、と批判されそうです。

一応、形になったのは、某共同研究の成果をとりまとめて、分担執筆した書籍が1部出版されたのが唯一という体たらく。

4月のエントリーにも書いたけど、今年は科研費が採択されて、これで新しい共同研究を始めましたが、成果として結実するまでには至っていない。

昨年末も、来年は乞うご期待!と言いたいものです、と書いたけど、そのままコピペしておきたいです。

仕事納めをしたはずなのに

昨日、仕事納めでした。今年もあと僅かです。


そして、組織的には仕事納めしたはずなのですが、例年、提出期日まで1ヶ月を切った修士論文、卒業論文の指導があるので、休んでいる感じがしないです。年越しの準備も進んでいません。

同業の方々はどんな年末を過ごしているのでしょうかね。もちろん、本務校が違えば違うだろうし、分野によっても違うのかもしれませんが。

もうあと1ヶ月

11月の更新もこれっきり。

 

私学だと、推薦試験の季節で土日に結構駆り出されたりします。

 

幸い昨年比ほぼ横ばいで終わりました。先ずは一安心ですが、来年のこと、ましてや今年度中途はいえ一般入試はどうなるかわかりません。

 

大学業界は、20××年問題が一体何回乗り越えればいいのでしょうかね。

あと5ヶ月、あるいはもう5ヶ月

10月も今日で終わり。世間(の一部)はハロウィンで盛り上がっているみたいですが、自分界隈にはそのような感じはありません。

そして今年ではなく、今年度の終わりまで5ヶ月。あと5ヶ月もあるのかもう5ヶ月しかないのか、事務手続的には来年度の事が次々と降ってきます。予算申請、非常勤の件。まあ、非常勤については我々が依頼するだけでなく、依頼される側になる場合もありますが。

来年度の入学生を確保するという意味では、11月から本格化する推薦入試も来年度のことでした。

と、ほぼ毎年のルーティンに忙殺される日々です。


 

ノーベル賞、科研費・・・ネタが無いので

10月はノーベル賞の季節。

すでにブログネタとしては古いのかもしれませんが、今年も日本から受賞者が出たのはご存じの通り。

その一方で、多くの受賞者が、研究費の在り方を含めて、日本の科学研究の危機を訴えても、状況が変わっていないのも、業界人にとっては周知の通り。

 

そして競争的資金を確保するために、科研費の申請をしなければいけないのがこの時期でもあります。4月のエントリーに書いたように、今年度は無事採択されているので、慌てなくて済む秋ではあります。でも、研究の進み具合はやや遅れ気味か。

読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、等々いろいろありますが、ここはひとつ、研究の秋、といきたいものです。

東京オリンピック・パラリンピックのボランティア その3

先日のエントリーで、「文科省から大学に対してボランティアに参加しやすいように学年暦を配慮して欲しいというお達しが出ているようですが、きっと近いうちに、ボランティアに参加したら単位をつけるようにというお達しが出そうです。 」と書いたけど、すでに出ていましたね。要請らしいですが、リサーチ不足でした。

 

しかし、昨日、こういう報道がありました。

東京五輪パラ ボランティア 大学の半数が単位認定を検討

文科省の要請でも前向きに対応するんですね。でも、必修化はまだ。

 

でもでも、さらに伝家の宝刀が抜かれるかもしれません。

 

例えば、私立大学に対しては私学助成の算定にあたっては、ボランティア参加人数を点数化して加味するとなると、私立大学は学生を動員せざる得なくなるでしょう。国立大学に対しては運営費交付金で同じようにするとか。まあ、これは批判でまくりでしょうね。

その他、文科省の大学に対して行使できる様々な許認可(学部新設、再編、定員増、等々)権限をちらつかされれば、言うことを聞く大学も増えそうですね。

あ、念のため書いておきますが、大学がこの件に積極的に協力すべきだ、なんては思っていませんから。