どういう特権意識がそうさせるのか? | 大学という斜陽産業

どういう特権意識がそうさせるのか?

 今年度も、某役職を仰せつかっているので、今まで気にならなかったことが気になる日々である。

 先日の教授会でも、十年一日の如く、同じような主張を繰り返す同僚。大学を取り巻く環境がこんなに変わっているのに、どうして自分たちはその変化に対応しなくてい良いと考えるのかがわからない。定年まで逃げ切れると思っているのかもしれない。
 もちろん、文科省が主導する政策が正しいと言うつもりは毛頭ない。大学がレジャーランドと言われた時代に大学に在籍していた、財界人とか知識人が、その当時の経験を持って大学を批判するのも腹立たしいが、変われない大学もどうなんだろう。十八歳人口というよりも、日本全体の人口が減っている中での大学が生き残っていくためには、今までと同じことをしているだけで良い訳がないのに。

 と、たまには真面目なことも書いてみる。書いていながら、変われないのは自分自身だったりするかもしれない。