そろそろ令和3年度末 | 大学という斜陽産業

そろそろ令和3年度末

年度で動く大学業界は、そろそろ1年の終わりとなる。

この時期、大学、特に私学に勤めるものにとっての気がかりなのは、入試である。

もちろん、4年生の卒業判定等も重要な要素であるが。


志願者数、合格者数、手続き率・・・、これが(退学者も出るが)今後4年間の収入につながるからである。そしてその人数如何によって、お国からの補助金も変わってくる。

そして、このネタを書くときに必ず書くのは、入試判定の難しさである。入学者を確保するために、正確に必要な合格者数を予測できるシステムがほしいと。

そう思うと、東大のように(数名の辞退者はいても)手続き率が100%に近い大学は入試判定が楽でいいよね、とうらやましく思う日々である。

 

そして、さらに、このようなことを毎年考えている自分は、さっぱり進化あるいは成長していないということなのかもしれない。

 

人生の残り時間は日々少なくなってきているので伸びしろは少ないけど。